石油製品・ナフサ関連商品の不足
コラム「架橋」
突然、清掃現場で清掃のゴミ袋が注文の半分も入ってこないので、節約してやってほしい、というお達しがあった。連日TVでは、ナフサが入ってこないので、シンナー不足や医療現場でのプラスチック関連商品の不足が深刻になると伝えられていた。
「物がないと仕事が…」ナフサ不足で印刷業界から悲鳴。印刷機の洗浄液が出荷制限、インク調達が不安定に。値上げの通達も相次ぐ 。食卓のピンチは食用油だけでなく、魚にも。魚を獲りたくても燃料がない。農業でもトラクターなどの燃料の問題だけでなくて、化成肥料などもなくなり、野菜の値上げにつながる。
カルビー商品の包装用紙のカラーがモノクロに変わるのが話題になったりしもした。そして、紙大手の大王製紙が全製品の15%値上げを発表した。新築の一軒家を2000万円で建てる場合、5%の百万円が値上げされるだろうとの報道も。大幅なインフレが庶民の生活を直撃するのは確実だ。
しかし、こうした事態に担当大臣は必要量は確保しているので心配ないと胸をはるだけだ。
私は身の回りがいかにプラスチック製品に満ちているのか、改めて思い知らされている。こうしたナフサ由来製品から転換できないのか、そうした研究を進め、脱プラスチック化をこそ計らなければならないだろう。しかし、残念ながらそうした報道はされていない。
イラン戦争の先行きはトランプの当初の狙いが外れた。宗教指導者や軍幹部のトップを暗殺すれば、短期で勝利し、イランの譲歩を引き出させると踏んで攻撃をしかけたが、イラン軍によるホルムズ海峡の封鎖を米軍といえども、そう簡単に封鎖解除ができない事態になっている。
最も困っている国の一つにキューバがある。アメリカの経済封鎖によって、今までベネズエラやロシアからの石油が入らず、発電ができなくなり全国的な停電が続いている。ハバナ市では政府への不満の抗議行動が行われているともいう。
こんな理不尽なことがあるか、アメリカはただちにキューバへの経済封鎖を解除せよ。イラン戦争をやめて、軍を撤退させろ。高市政権はトランプ政権に追随するのではなく、戦争をやめさせるためにこそ、外交を展開すべきだ。 (滝)

