7.7「日中戦争開始の日」

新宿スタンディングアクションに参加した

SМ

 7月7日・日曜日、17時から18時に「STOP大軍拡アクション」の呼びかけで新宿駅東南口で「侵略と植民地主義の歴史に終止符を! 「日本が侵略を始めた日」新宿スタンディングアクション」の「vol.2;日中戦争(中国全面侵略)開始の日」「イスラエルのジェノサイドを、G7のイスラエル支持声明を許さない!」がおこなわれた。

 「アクション」の前に、植松さんが「1930年代の日本の雑誌(講談社の少年向け絵本)の表紙とその広告のプラカードと去年のイスラエル兵士がとった写真のプラカード」について説明した。
 「アクション」がはじまる。司会は石井さん(島じまスタンディング)だ。石井さんがグラウンドルールを読みあげ、情報保障について説明した。第1回目のコールがおこなわれた。
 はじめに、植松さんが「イスラエルのレモン果汁のはいったチューハイを飲むのか飲むのをやめるのか、それぞれの人の判断だと思います。私は少なくともこんな暴力の歴史を終わらせたい」と発言した。
 次に、「呼びかけ趣旨」が比良さん(武器取引反対ネットワーク)によって読みあげられた。「日本の加害の歴史と向き合いつつ、侵略と植民地主義の歴史を終わらせるために、共に声を挙げていきましょう」。
 次に、加藤直樹さん(ノンフィクション作家)のメッセージが「STOP大軍拡アクション」の人によって代読された。
 第2回目のコールがおこなわれた。
 次は、杉原さん(武器取引反対ネットワーク)の発言だ。
 「…… 侵略と植民地主義は過去のことではないんですね。いまこの瞬間もパレスチナではイスラエル軍による虐殺が続いています。国際司法裁判所が停戦しろという命令を出しても、そして国際刑事裁判所がイスラエルのネタニヤフ首相に逮捕状を請求しても、イスラエルは虐殺をやめません。じゃあ私たちは何が出来るんでしょうか。少なくとも日本の政府にイスラエルがこうした命令に従うようにプレッシャーをかけさせるべきだと思うんですね。じゃあいままで大虐殺がはじまってからもう9か月もたちますけれども日本政府はこうしたプレッシャーを一つでもかけたんでしょうか。何一つやっていないんですよ」。
 「それどころか、この大虐殺のさなかになんとイスラエルの軍需企業がつくった攻撃型のドローンを私たちの税金を使って輸入しようとしているんです。これはやめさせなければここを歩いているみなさん1人1人も虐殺の共犯者になるっていうことです。パレスチナの人たちはこれをどう思うでしょうか。ですからまず制裁をさせなければいけないんですけれども、その前にこの虐殺への加担を1日も早くやっぱりやめさせることが私たち1人1人の責任であり義務だと私は思っています」。
 「でこの間ですね3万人をこえる署名をついこの前、防衛省と川崎重工・日本エヤークラフトサプライ・住商エアロシステム・海外物産このよっつの輸入代理店に届けてきました。それと最後にもう一つみなさんに出来ることがあります。たとえば川崎重工であれば川崎重工のバイクを買わない。川崎のバイクだけは絶対に買わないでください。でただ買わないだけじゃなくて、ぜひSNSなどでイスラエルのドローンを輸入する川崎重工のバイクは買いませんというふうにぜひ発信してほしいですね。それともう一つ住商エアロシステムという輸入代理店があります」。
 「これは住友商事系の子会社なんですね。住友商事といえばいろいろな事業を展開しています。サミットは住友商事系ですからサミットには行かないとSNSでぜひつぶやいてほしい。ドラッグストアのトモズからは買いません、なぜならイスラエルのドローンを輸入する住友商事系のドラッグストアだからですということをSNSでX(ツイッター)でつぶやいてほしいと思います。たとえば日本とイスラエルは経済連携協定の共同研究をいまやっています。経済連携協定の共同研究をやめさせる。あるいは日本のイスラエル大使を本国に追放させる」。
 「いろいろやれることはあるんです。まずはドローンをやめさせて、次はそうした政策を実行させていく。それが私たちがパレスチナの人たちに本当に連帯する、一緒に生きていけるような世界をつくるためにやらなければならないことです」。杉原さんは、そのように発言した。
 次に、植松さんが中国企業ハイクビジョン(イスラエルに監視カメラの輸出を続けている)批判をおこなった。
 次に、別の人が発言した。
 次に、北林さん(STOP大軍拡アクション)が「私たちはいかなるユダヤ人・ユダヤ教徒も差別しません。ただしシオニズムは批判します。シオニズムがレイシズムだからです」と発言した。
 第3回目のコールがおこなわれた。参加者は60人だった。最後に、告知がおこなわれた。
侵略と植民地主義の歴史に終止符を。フリーパレスタイン。コールの内容は、省略した。
(2024年7月16日)

日本の侵略と植民地主義を批判する仲間たち(7.7新宿)





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