2.3辺野古実、防衛省定例申し入れ行動
新たな砂杭うちをやめろ
【東京】2月3日午後6時半から、辺野古への基地建設を許さない実行委が月例での防衛省申し入れ行動を行った。
平良愛香さん(平和を実現するキリスト者ネット)が辺野古実の主催者あいさつ。
「12月の終わりに沖縄防衛局は大浦湾の埋め立てをアリバイ的にちょこっとやって、工事が始まったという既成事実を作った。怒りをもって抗議しないといけない。敷き砂を海底に敷いてからでないと工事ができないはずなのに工事を始めた。完成しないままの物を作っているとしか想えない」と抗議の気持ちを防衛省に叩きつけた。
続いて1月27日の米海兵隊員による少女への性暴力を許さないアメリカ大使館行動の報告が行われた。次に沖縄から東恩納たくまさん(名護市議会議員、じゅごんの里代表、ヘリ基地反対協議会事務局長)が電話でアピールした。
「代執行が行われて、大浦湾で強行に工事が行われている。自らルールを作って工事を行う。環境に配慮して工事を行うといったこともなおざりにしている。いま、砂杭が打たれている。本来であれば、敷き砂を敷いて、その後に砂杭を打つということであったが、そういうのをすべてすっとばして、とにかくすべて敷き砂を敷かなくてもいいんだと後だしじゃんけんでルールを自分たちのいいように変えて、工事を進めている。そんなことが本当に許されるのか、許されるなら何でもできるのだとなってしまっている」。
若いウチナンチュの山城さんは「沖縄に強制的に70%もの米軍専用施設が集中させられ、それはリスクの集中でもある。防衛省は沖縄の破壊を止めてください。そして、米軍に対しては単なるメッセンジャーではなく、米軍に強く申し入れをし、実行力のある具体策を提案し、守らせてください」と発言した。 (М)

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