文化都市京都を囲む軍事基地
コラム「架橋」
京都市は文化都市とよく言われる。文化というと対語のように、平和という言葉が思い浮かぶ。しかし、京都府には多くの軍事基地がある。敵基地攻撃能力を持たされようとしている重要基地も多数ある。
丹後半島には、弾道ミサイルの探知・追尾用の米軍のXバンドレーダー基地と航空自衛隊の経ケ岬分屯基地がある。
その東南部には海上自衛隊の舞鶴基地があり、舞鶴地方総監部が置かれ、隊員数3500人、航空基地もある。日本海側での唯一の総監部で、北は秋田県から南は島根県までの日本海沿岸の海域防衛が任務とされている。日本海側での最重要基地である。
この基地にはイージス艦2隻が配備されており、射程距離1600キロのトマホークが搭載されることになっている。この基地にある白浜弾薬庫にはUSオンリーエリアがあり、Xバンドレーダーやトマホークを開発・製造している米の軍事会社レイセオン社の要員が常駐している。このエリアでは現在トマホークの整備場の新設工事が行われている。
その他、舞鶴ではトマホーク用と思われる弾薬庫が3棟新増設される。
その南部には陸自・福知山駐屯地がある。この基地では米軍のXバンドレーダー基地の米兵が射撃訓練をしている。(「かけはし」2025年12月1日号参照)
京都市にも基地はある。陸自・桂駐屯地である。そして、隣接する宇治市には陸自・宇治駐屯地と大久保駐屯地がある。
京都府最南部、大阪府と奈良県境の精華町の祝園弾薬庫では、長射程ミサイル用の弾薬庫8棟の新設工事が行われている。(同紙2025年11月3日号等参照)
最後に、5月31日には「トマホーク反対」舞鶴集会が予定されている。 (O)

