2.10高市政権の改憲と戦争の道に反対官邸前行動
憲法9条を壊すな!
ジェンダー平等の後退を許さない
【東京】2月10日午後6時半から、首相官邸前で「高市政権の改憲と戦争の道に反対、首相官邸前行動」が呼びかけ:憲法9条を壊すな!実行委員会で行われ、400人が参加した。
高市の勝利と
改憲への道
今次総選挙の結果、高市首相が率いる自民党が衆院で戦後最多の議席を獲得しました。もともと今回の総選挙は首相の「台湾有事=存立危機事態発言」などで、東アジアの重大な危機をひきおこしたことなど、進退窮まった事態を打開しようとする党利党略の自己都合解散・総選挙でした。
選挙戦で首相は「国論を二分するような政策で審判をあおぐ」といいながら、「高市首相でいいのか、判断していただく」と白紙委任を迫りました。そして、「(自衛隊明記)改憲の具体案の審議を」などと語っています。
従来から「敵基地攻撃能力の保有」や「軍事力の強化のための安保3文書の改定」などを主張してきた高市首相が今回、このような多数議席を得たことは、改憲と戦争準備が最終段階に迫ったことを意味します。
国会内での反戦・平和・改憲反対勢力が激減したいまこそ、国会外の市民・労働者が立ち上がる時です。(呼びかけ文より)
最初に参加者の官邸に向けた「戦争準備の政府はいらない、スパイ防止法絶対反対。原発いらない、再稼働反対、非核三原則必ず守れ、改憲発議必ず止めよう」とするシュプレヒコールを上げた後、集会が開催された。
憲法改正の早
い動き
参加した社民党党首・福島みずほさんが次のように話した。
①小選挙区制の制度のせいもあり議席をたくさん取ったが、自民党が国民の8割の支持を得たわけではない。多くの人と対話をして憲法変えさせない、戦争させない、人権を守られる社会を作っていきたい。
②高市首相は記者会見で、憲法改正に向けた言及をしている。早い段階でこうした動きが出てくるだろう。それを止める闘いが重要だ。③専守防衛、非核三原則、海外に武器は売らない、軍事研究はしない、GDP1%に防衛予算を制限するなどがどんどん壊されていっている。
④自衛隊を国防軍と憲法に明記する。安保関連法、戦争法で、集団的自衛権を行使する自衛隊を作った。これは憲法違反だ。アメリカと共に多国籍軍で世界で戦争をする自衛隊の明記だ。絶対に認めてはならない。
台湾有事を起こしてはならない。アメリカ本土は戦場にならない。中国もそんなにならない。なるのは台湾であり、沖縄・南西諸島・日本全土だ。戦争ではなく平和外交をやるべきだ。
次に日本共産党・参議院議員の山添拓さんが「憲法9条に書き込もうとしている自衛隊は専守防衛のものではない。集団的自衛権を行使する敵基地攻撃能力を持つ、アメリカとの一体化をはかる、トランプ政権の無法な戦争に加担しかねない、そういう自衛隊だ。高市首相に対して、トランプは力の平和の実現を祈念するとメッセージを送った。力の平和など語ってはいけない」と連帯のアピールをした。
若者の訴え
若者の大山さんが「先の侵略戦争の時、なぜ権力側が暴走できたのか、国民の後押しがあったからだ。諦めたら同じことが繰り返される。戦争の時に国債をたくさん発行して軍事費を拡大し、亡国の道を歩んだ。同じようなことが行われようとしている」と問題提起した。
長年新宿で反戦の訴えをしてきた大木晴子(おおきせいこ)さん、 止めよう辺野古埋め立て国会包囲実の毛利さん、兵庫から官邸前に参加した神戸学生青年センター、市民デモ兵庫の大和さんが発言した。
長時間労働を
やめろ
柚木康子さん(安保訴訟違憲訴訟おんなの会)が労働問題について、訴えた。
「高市がもっと長く働けるように労働時間の規制を緩和するようにと、言った。彼女は実態を知らない。日本は1週40時間、働こうと思えば2000時間働くこともできる。1年間に休日を含めて960時間残業ができる。規制をとっぱらえば3000時間ほど働ける。それにも関わらず、さらにやれるように、副業する。副業しなければならないのはカネがないからだ。賃金が安いからだ。あなたの仕事は労働者の賃金を上げることだ」。
「2025年末の策定を目指していた『第6次男女共同参画基本計画』は、『旧姓の通称使用の法制化』をめぐる議論の難航により、当初予定されていた年内の策定が見送られている。日本は男女賃金の格差が大きいが裁判してもどうしようもない。それを唯一クリアできるのが、女性差別撤廃条約の個人通報制度が批准されていれば、私たちは国連に訴えることができる。ところがその選択議定書の批准さえもやる気がない。条約だけは入ったが条約に書かれていることは実現したくはないというのが日本の政府の立場だ。ジェンダー平等は後退することは明らかだ、そんなことは許さない」。
最後に高田健さんが「改憲と戦争準備の高市政権。選挙の中ではこうしたことはほとんど話題にならなかった。世論を二分する五対五の一方の側に立ち、高市の行く手を絶対にふさぐ」とまとめのあいさつを行い官邸に向けて、改憲反対を訴えるコールを行った。(M)

高市政権の反動攻撃をはねかえそう(2.10首相官邸前)
週刊かけはし
《開封》1部:3ヶ月5,064円、6ヶ月 10,128円 ※3部以上は送料当社負担
《密封》1部:3ヶ月6,088円
《手渡》1部:1ヶ月 1,520円、3ヶ月 4,560円
《購読料・新時代社直送》
振替口座 00860-4-156009 新時代社


