東京「天皇誕生日奉祝」に反対する2・11&21連続行動
『建国記念の日』はいらない!
反『紀元節』デモ ──
【東京】2月11日、「紀元節」と「天皇誕生日奉祝」に反対する2・11&21連続行動実行委員会は、「『建国記念の日』はいらない!国旗損壊罪・『明治の日』反対!反『紀元節』デモ」を行った。
「建国記念の日」(紀元節)は、1967年、自民党政権が神武天皇の即位によって日本が「建国」されたという天皇神話を天皇制民衆統合強化に向けてデッチ上げた「祝日」だ。高市首相は、衆院選の結果を受けて「国論を二分する大胆な政策」を強調し、そのひとつとして憲法九条改悪運動を連立を組む日本維新の会とともに展開し、強行していくことを明らかにした。さらにグローバル日米安保の強化に向けた安保3文書の早期改定・経済安保と防衛の融合・軍事費増額、「国家情報局」の創設とスパイ防止法の制定、「日本国国章損壊罪」制定など戦争ができる国家建設を具体的に着手していこうとしている。
天皇主義者高市は、10日、「『建国記念の日』を迎えるに当たっての内閣総理大臣メッセージ」を発表し、「日本列島を、強く豊かに」と称して「建国をしのび、国を愛する心を養う」ために天皇制賛美・愛国心教育を浸透させていくことを表明した。同時に靖国神社の参拝に向けて「環境を整えるために努力している」と述べ、靖国参拝を狙っている。
産経新聞は、「建国記念の日 政府主催の式典を求める」(2・11/社説)と述べ、日本会議、神社本庁など天皇主義右翼は「紀元節」の政府式典の復活、憲法九条改悪を主張し、高市政権に対する圧力を強めている。憲法九条改悪運動と連動して差別・排外主義の強化を許してはならない。
実行委の闘争基調
前段集会を日本キリスト教会館で行った。
実行委は、主催あいさつを行い、「高市の自民党と維新の合体した政権は、侵略戦争とその破綻により内外に数多くの死者と破壊をもたらした昭和天皇裕仁の即位から100年を記念することに加え、戦争と侵略、植民地支配の『明治』を祝わせる『明治の日』制定も策動している。戦争の旗である『日の丸』(国旗)に対する『国旗損壊罪』や密告を煽る『スパイ防止法案』などの成立をもくろんでいる」。
「『日本国家』の虚構の『建国記念の日』も、ナルヒトの誕生日も祝わない。すべてのハラスメント、性加害、差別、搾取に苦しむ人々と連帯し、『国民的支持』を拡大したかにみえる天皇制、これと共犯してきた日米安保、自民党政治の解体を目指す」とアピール。
根津公子さん(元東京都公立学校教員)は、「高市政権は、国旗損壊罪の制定をねらっている。国旗を損壊しなくたって敬意をはらわなければだめだという社会になってしまう。現在も国体は存在し、天皇制を維持するために『日の丸・君が代』が使われてきた。前後は憲法1条で現れ、子どもたちに天皇制を尊重させるために『日の丸・君が代』教育を学校で行ってきた。広島県立世羅高等学校の校長が卒業式での国旗掲揚や国歌(君が代)斉唱をめぐり、1999年2月自死した。これを使って自民党は国旗国歌法を制定し、尊重規定を導入した。2012年に高市が国旗国歌法に国旗損壊罪の導入をねらってきた。天皇の国家にするために強化されてきた」。
「東京都教育委員会は、日の丸・君が代』強制を強行し、私も含めて反対教員の処分を繰り返してきた。自民党は、私を学校に入れないと圧力をかけてきた。それを見ていた子どもたちは、『根津はなにをやっているのか、学校から出ていけ』と大人と同じことを言った。廊下を歩いていたら生徒たちから足をひっかけられたり、階段から突き落とされた。教員たちは、自分の身を守るために見えなかったようにしていた。こういうことが国旗損壊罪の制定によって繰り返される。なんとか阻止するために行動していこう」と訴えた。
池田五律さん(大軍拡と基地強化にNOアクション2025)は、「自民党の衆院選圧勝で衆議院予算委員会は空洞化する。高市は積極財政と言っているが、その中心は危機管理投資という軍需産業の育成、軍備関連予算の増額だ。3月19日に訪米し、トランプと首脳会談をする。トランプが要求する軍事費GDP3・5%~5%の増額を受け入れる。安保3文書の改定を本格的に進もうとしている。国会の後半では、スパイ防止法、首相直属の国家情報局制定、国民会議でなんでも決めていく、ミサイル軍拡も押しすすめている。全国の反戦反基地と連携して運動を強化していこう」と呼びかけた。
渡辺健樹さん(日韓民衆連帯全国ネットワーク共同代表)は、2・28「3・1朝鮮独立運動107周年 大軍拡と戦争国家の道、排外主義反対!今こそ東アジアの平和な未来を!」集会への参加を呼びかけた。
デモに移り、早稲田一帯にわたって「天皇制はいらない!『建国記念の日』反対!」のシュプレヒコールを響かせた。 (Y)

「天皇賛美日はいらない」(2.11東京)
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