WSF 民衆の自己組織化への敵視
今抑圧と禁止の攻撃が
インプレコール
われわれは8月5日朝、ベナン(ナイジェリア西隣の国)のコトヌー(ベナンの事実上の首都)開催が予定されている世界社会フォーラム(WSF)が禁止された、との知らせを受けた。早くも昨日、開会デモが当局によって禁止された。そして西アフリカからのキャラバン――諸々のフェミニスト組織を含んでいた――も追い出された。5台のバスは、すでに国境を終えていたのに戻された。
この朝の不安をかき立てる報告は今広められている最中だ。伝えられるところでは、論争のほとんどが行われると予定されている大学は閉鎖されている。そして人々は、この朝追い払われたと言われている。
これらの報告は確かめるのが難しい。しかし政府はすでに、当該大学ではどんな会合も行われない可能性がある、と組織委員会にはっきり告げていた。そしてWSFに出席しようとしている者は排除の根拠になる、と公然と述べている。
さまざまな当局者を経由して組織委員会に届く矛盾した情報という形で、数日間完璧な混乱があった。たとえば先のキャラバンの事例であり、それは当初国境を越えることができ、最終的に戻るまで数十㎞進んでいた。
現地での諸々の噂は、ベナン政府がフォーラムを禁止するようにとの、米国、イスラエル、モロッコからの圧力下に置かれている、と示唆している。あらためて、信頼できる情報を得るのは難しい。とはいえ大いにありそうなことは、WSF開催の阻止に関し主要大国が極めて大きな役割を果たしつつある、ということだ。まさにこのフォーラムは、アフリカの人権活動家、社会運動、さらに文化団体にとって自己組織化に向かうひとつの空間として役立っている。そしてこれらの行動は、帝国主義大国からの圧力下でアフリカで実行されている反民主的な迫害、軍事化、反社会政策と対立してきたのだ。
WSFは開催されなければならない! アフリカは、その人民がかれらの権利を守ることができるように組織することができなければならない!(「インターナショナルビューポイント」2026年8月5日)
(訳注)第17回世界社会フォーラムは、当初は8月4日から8日までの日程で開催される予定だったが、ベナン政府当局が開催を妨害したことで予定通りの開催ができなくなった。しかし、参加を予定していた多くの社会運動団体などが抗議した結果、2日遅れの6日に開会され、8日までの3日間に短縮されたものの何とか開催にこぎつけた。
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