スイス ジュネーブで6万人が決起
G7、帝国主義、ファシズムに反対
ジュアン・トルトーサ
予想を超えた
抑圧下の決起
2026年6月15―17日のフランス、エヴィアン=レ=バン(フランス東部、スイス国境近くの町:訳者)におけるG7に反対し、「ノーG7連合」の呼びかけの下にスイスのジュネーブで行われた行動は、当局、警察、またメディアが実行した自由の制限と恫喝政策にもかかわらず、巨大な成功だった。世界的な公正を求める運動に共有された議論の筋は最終的につながったのだろうか?
デモルートは、昨年11月以来当局との間で交渉されてきた。われわれは、社会党メンバーである警察長官およびジュネーブ市当局の側の非妥協的な姿勢にぶつかってきた。
わが連合の求めたルートは容認されなかった。かれらはわれわれを多国籍企業や高級品ブティックが並ぶ諸々の街頭に近づけたくなかった。市の中心部はバリケードで固められた市のように見え、窓という窓は厚板で保護されていた。われわれは、あり得る暴力に身構える当局と右翼の側に立った政治的攻撃とメディアの攻撃を目撃してきた。
抗議行動への参加者数は「ノーG7連合」のもっとも楽観的な予想すべてを超えた。われわれは1万人あたりを予想していた。しかし実際は6万人だった!
フェミニストストライキは、もっとも強力かつ社会的な根付き、そして最大の動員力を保っている。その隊列は、疑いなくもっとも数が多かった。そしてその要求は急進的で反資本主義的だ。
パレスチナ民衆との連帯は大きな集団で示された。クルドの人々もまたその多様性の形でこのデモで非常に重要な役割を果たした。
「生の防衛」ブロックは環境運動すべてを結集した。しかしながらわれわれは、スイス諸労組の存在感の弱さ、またフランス諸労組の限定的なむしろ象徴的な参加を残念なことと思ってよい。
恥知らずで
残忍な抑圧
大デモの僅か数日前、ジュネーブ市は包囲下に置かれた。スイスの他の地域から来た警察数千人と軍要員がカルヴァン市に配置され、この県に介入もあり得るとされたフランスの警察に支援された。新聞によれば、大量の警察車両、フランス語を話さなかったドイツ語圏スイス人によって人々は日に5回も止められた。
ルート沿いすべてでは、「敏感な地点」に格子柵が設けられ、デモ隊はそこの突破を迫られた。出発点になった同じ公園で抗議行動が終わったとたん、警察が乱暴に介入し抗議参加者を包囲した。3百人以上が夜明けまで止められ、内20人がその後釈放されたとはいえ警察署に連行された。
ジュネーブとフランスの「ノーG7連合」は、巨大なデモの成功を認めつつ、しかしまた当日に確認された「深刻な治安の悪用」をも認めるいくつかの声明を出した。同連合は、「特に家族連れや子ども向けに用意された隊列部分に対する非常に大量の催涙ガス銃発砲」を糾弾した。同連合は同様に、「10時間近く行われた549人に対する恥知らずな難癖付け」も酷評している。
成功の喜び
を次に向け
抑圧はあったたもののわれわれは、今回の大きな規模、明るい空気、多様さ、そしてデモの急進性に非常な満足を覚えている。この勝利感はこれからわれわれを待つ決起と挑戦課題に向けすばらしい跳躍台だ。(2026年6月23日)
▼筆者はスイスのCADTM(不当債務帳消し委員会)の指導的メンバー。(「インターナショナルビューポイント」2026年7月15日)

ソリダリテS(スイス)とNPA-A(フランス)の共同隊列
The KAKEHASHI
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