パレスチナ パリ航空ショー反対の決起へ

帝国主義戦争を止めよう

アントニー・ララッケ

 イランに対するイスラエルの攻撃によって、中東情勢は再び緊張が度を強め、その中でパレスチナへの連帯が特にフランスで高まりつつある。そこでは次のステップがパリ北方のル・ブルジェ空港に向いている。ガザでの殺戮は、人道援助配布中のガザ住民殺害、飢餓、やせ衰えた子どもたちの映像、さらに人々が経験している絶対的な恐ろしさからなる諸々の事例によって、日々さらに耐え難くなっている。

封鎖反対の
具体的行動


 「国際社会」の無為は今、ガザ封鎖を打ち破る方法を探すよう人々を導いている。これは、フランスの国会議員のリマ・ハッサンと環境活動家のグレタ・トゥンベリが参加した「自由の船隊」が象徴化しようとしたものだ。ガザへの行進、特にアルスームード(アラビア語で「忍耐」)キャラバンが破ろうと挑んでいることもまたこの封鎖だ。
 モロッコ、アルジェリア(フェミニストグループを含む)、チュニジア、またリビアからの数千人は、ラファにいたる最後のエジプトの都市であるアルアリシュに達しようと試みて逮捕され、時に殴打され、その後強制的に国外に出された。アイルランドの組織の「利益の前に人民を」から参加したわが仲間の議員であるポール・マーフィーを含む活動家たちは、カイロで逮捕された。他の人々は、イスマイリア(スエズ運河のすぐ手前)で攻撃を受けた。キャラバンの一部は同じ方法、つまり政府にカネで雇われた武装ギャングの参加と軍と警察による弾圧を使ってリビアのシルテ近くで止められた。これは、アラブ諸政権の共謀を示している。他方活動家たちはすべて、当地住民の連帯と助力を伝えている。

決起の再来が
フランス内で


 抵抗は最後に、前述した船隊の象徴的行動と、連帯グループの「火急のパレスチナ」に対する禁止に反対する決起の成功から鼓舞され、フランスで新たな勢いを経験中であるように見える。6月4、5日、フォス=シュル=メール(マルセーユ近く:訳者)の港湾労働者たちは、2企業で製造された砲身と別の企業で生産された機関銃部品が収められている3つのコンテナを阻止した。
 2025年6月14日のデモは、中規模や小さな町を含むあらゆるところで参加の復活を経験した。しかしながら、この決起が一時的にならないことを確実にするためには、今後行われるべきことが多くある――特にイランへの攻撃が再び情勢を変えつつある以上――。

対イラン攻撃は
課題新たに提起


 われわれは、昨年10月イスラエルがレバノンを爆撃した時この攻撃を予測したことがある。現に、このむこうみずな攻撃にはひとつの論理がある。つまり、この極右政権は大イスラエルを達成したがっていて、周辺の全政権を支配したがり――米国のために――、イスラエル人の決起を含むあらゆる異論分子を粉砕したがっている、ということだ。ちなみにイスラエル内の決起の例としては、交渉を求め殺戮に反対して、ハイファやテルアビブでこの数週間出現してきたものがある。
 そしてマクロンは、実に不愉快な挑発として、核施設への攻撃、またイランの指導者と二百人以上の死は「自らを守る権利」だったと主張し、この戦争にフランスの支援を提供しつつ、イスラエルに対する彼の支持をすぐさま公表した。したがってそれはわれわれの任務を変更している。つまりわれわれは、対イランのイスラエルの戦争に反対し、フランスの参加を拒絶し、イスラエルの武装解除、制裁、また経済的、軍事的、商業的、学術的、文化的その他の関係の完全な断絶を求めなければならない。

次のステップは
パリ航空ショー


 この戦闘での次のステップは6月21・22日のブルジェにおけるパリ航空ショー反対の決起だ。実際、2000の出展企業と290の代表によるこのショーは、本物の死の市場だ。イスラエルのエアロインダストリーズ、エルビットシステムズ、ラファエルアドヴァンスドディフェンスシステムズがかれらの機器を展示することになっている(注)。数十億ユーロの売上高をもつこれらの企業は、ドローン、ミサイル、戦闘用舟艇を製造している。
 パリ航空ショーに反対するデモ、集会やコンサートやデモへの参加は、パレスチナ支持、イスラエルのジェノサイド政策反対、そして全体としての帝国主義者の世界的な軍国主義――われわれがウクライナに対するロシアの攻撃に関しても見ているもの――反対の戦闘に、われわれが可視性を与えることを可能にしなければならない。(2025年6月16日、「ランティカピタリスト」よりIVが訳出)
▼筆者は「インプレコール」編集者で第4インターナショナル指導部の1員。
(注)フランス政府は最終的に、これを許可しなかった。ガーディアン紙2025年6月16日付け「パリ航空ショーでのイスラエルのブースは、『フランス政府の命令で』閉鎖」。(「インターナショナルビューポイント」2025年6月19日)

THE YOUTH FRONT(青年戦線)

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