フランス 反ファシスト戦線建設を
地方選を受け
NPA―A
地方選結果は政治的光景の混乱を催す絵柄を映し出している。開票日夜のテレビ番組では、国民連合(RN)から不服従のフランス(LFI)までの全員がこの決選投票から勝者として登場できたと主張した。
RNは、以前よりもっと強力な地方の足場を確立するとの目標を自身に設定していた。それは、2020年比でそのリスト数を倍化し、大きな数の町で何とか成果を上げることができた。それは、70の町で勝利し、うち29は第1回投票で確保した。注目すべきことは、ニースで、主流右翼のリテールロー(共和党〈LN〉として24年9月から25年10月まで内務相)が、ファシストのチオッティ(LN右派で今回ニース市長に当選)と極右のエストローシ間でどう決めるか、どんな投票推奨も出さなかったことだ。右翼の連合が進行中なのだ。
レイシストの考えの陳腐化、およびファシストの分裂グループ(ここではLNからを指す:訳者)の正常化を背景にしたとき、これは2027年での移行の可能性を示す警報だ。街頭でのアンティファシストとの戦闘で殺害されたクウェンティン・デランケの死に続いたできごとは、右翼とマクロン陣営が協調した、また社会党(PS)の一部が利用した――特に反LFIとして――、諸々の価値の逆転のいわば前触れだった。
これらの同じ社会主義者は今、トゥルーズやアンジェ(フランス西部)での決選投票における共同リストの失敗、またリール、パリ、マルセイユといった先のような連合が実現しなかったところでの勝利を、LFIとの将来の連合すべてをダメだと決めつけるために利用中だ。
この反LFIの立場は草の根の勢いを抑え込むことになったが、その中でマクロン陣営と連携した社会党支持者は、パリ、マルセイユ、リールにおけると同じく連合を拒否した候補者を支えて何とか決起することができた。この戦略は、数多い左翼の拠点が右翼に振り替わることに力を貸すことになった。
反LFIのメディアや政治の宣伝にもかかわらず、LFIの結果はかなりになり、ルーベ(フランス北部)やラ・クールヌーヴ(パリ北部郊外)といった労働者階級の町で地方基盤を強化した。
NPA―Aの場合われわれは、これらの地方選の中で、LFIとあるいはそれなしに、しかし常に反極右での統一をめざして、町に応じたさまざまな統一の形で約40の候補者名簿に参加できたことに満足している。われわれは、同じ数の異なった自治体で総計12人の被選出代表を確保した。したがってわが同志たちは、トゥルーズやモントルイユなどフランス各地の12自治体の議会に席を占めることになる。
記録的な棄権率、および地方的な要素が決定力を持っていたかもしれない選挙にもかかわらず、今回の投票は大統領選挙の1年前に力関係を予示している。2027年に極右が権力に到達するという実体的な危険を条件に、社会的左翼と政治的左翼全体の統一は急を要する必要性だ。
NPA―Aは今日を起点に、社会的、環境的、フェミニスト的、また反レイシストの運動の闘争と決起で始まる統一された反ファシスト戦線の建設で、その全面的な役割を果たし続ける。(2026年3月25日、モントルイユ)(「インターナショナルビューポイント」2026年3月27日)
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