パレスチナ イスラエルの暴虐
船隊活動家虐待とパレスチナ人囚人
アン・グウェスペド
イスラエル軍の暴力的なガザ船隊妨害を受けて、活動家たちが辱めと暴力――イスラエル刑務所内のパレスチナ人囚人が受けた拷問と性的暴力を示唆する長く記録された断片情報――を糾弾している。ガザの封鎖を破るために出航した50隻以上の小舟の活動家430人以上が、5月18日と同19日の間にイスラエル軍によって拉致された。ガザ沿岸からは1番近い小舟は約100㎞離れ、最も遠いものは500㎞離れたキプロス沖合の国際水域でのことだ。
トルコ、スペイン、ヨルダン、パキスタン、バングラデシュ、ブラジル、インドネシア、コロンビア、リビア、モルジブ、またメローニのイタリアまでもこの拉致を「国際人道法と国際法に対するはなはだしい違反」と糾弾した。
拉致の上に
暴力を行使
5月20日、イスラエル国家安全保障相のベン・グヴィルは、イスラエル南部のアシュドト港で拘留された後、手を縛られひざまづかされた船隊活動家のビデオ映像を公開した。人間的尊厳への攻撃になる暴力だ。
この閣僚は「イスラエルにようこそ、われわれはくつろいでいる」と語って、背景でのイスラエル国家演奏を付けてこの映像をXに投稿した。ひとりの活動家は、地面に引き倒される前、制服を着用した警備員によって暴力的に押し潰され頭を下向きに押さえ込まれ、半分に歪められるように映されている。他の囚人もまた暴力にさらされ、手を縛られ頭を地面に付け、背中を曲げて動くよう強いられた。
ベン・グヴィルは他の宣伝映像の中で、大きなイスラエル国旗をもち、「まあかれらは非常に誇り高かった。今見てみろ、かれらがいるところはどこだ?」と語りつつ勝ち誇って縛られた活動家たちを指さしている。次いで彼は「かれらをわれわれにくれ、かれらを私にくれ。そうすればわれわれは、これらのテロリストどもを極めて長期間とどめることができる」とネタニヤフに話しかけた。
拉致された活動家すべては先週末に釈放された。しかしその全員が辱めおよび肉体的暴力と性的暴力を報告した――それらはまた、この船隊の一部であるNPA―Aの2人の活動家、ラエティティアとマセオによっても確証されている――。これは、パレスチナ民衆に対する、特に毎日拷問と性的暴力にさらされている囚人への暴力を示唆するほんの断片にすぎない。
パレスチナ人
囚人への拷問
ベン・グヴィルによる干渉の前夜、国連特別報告者のアリス・ジル・エドワーズが、パレスチナ人囚人が拷問、性的暴力、また他の虐待にさらされている事実を強く非難した。彼女は、これまでにさまざまな形態の拷問52件、および性的拷問と他の性的な暴力33件が文書化された、と語った。
報告された事案の中には、「殴打、ストレスを与える姿勢、過剰な制限、睡眠剥奪、栄養不足や飢餓、引き延ばされた秘密拘留」、および「非人間的かつ自尊心破壊的」と思われるような拘留条件がある。彼女はイスラエル当局への通知の中で、イスラエル情報機関に提出された1680件の不満のうち、起訴にまでいたったのはひとつもない、と述べた。
ひとつ思い起こすこととして、アダミール(アダミール囚人支援・人権協会)によれば、行政的拘留の2200人を含め、9400人近くのパレスチナ人がイスラエル内に拘留されている。われわれは、われわれの共謀国家がイスラエルへの兵器売却を止めるよう、また植民地主義かつアパルトヘイトの国家に制裁を課すよう要求しなければならない。フランスは、一方で「船隊の無益さ」を非難しつつも、報復としてベン・グヴィルの滞在を禁じた。フランス当局がこのイスラエルのファシストに対し先の方策を取るよう強いられたという事実は、船隊が有益だった――フランスの外交とは異なり――、と証明している。(2026年5月29日、「ランティカピタリスト」より)
▼筆者はフランスのNPA―Aメンバー。(「インターナショナルビューポイント」2026年6月7日)
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