モンスーンが国の数百万人に悲惨をもたらしている
ファルーク・タリク

　南西部のバロチスタン州と南部のシンド州がもっともひどい打撃を受けた。ビデオ映像は、膨れあがった川とほとばしる洪水が町々を沈め、建物を破壊し、村々、橋、道路、他の諸々の施設を流し去るのを映し出した。
　４つの州をまたいで１００以上の地区がこれまでに洪水で被害を受けた。バロチスタンの州都であるクエッタは、大洪水で多くの高速道路や橋が流失する中で国の残りから孤立した。
　２００人近くが命を奪われたカイバル・パクトゥンクワ州では、特に最悪の被災地になったスワトとディルで、救援活動が全力で行われた。
　われわれは救援キャンプ設営のための行動に即座にかかり、オンラインで寄付を集め始めた。
　われわれは、われわれのバロチスタン、サライキ・ワッセブ、シンドの資金アピールから48時間のうちに、今まで76万５０００ルピー（４６００ドル）を集めることができている。寄付に協力した人々すべてに感謝する。われわれの目標は１５０万ルピーだが、そのほぼ半分は集め終わっている。
　医療キャンプのために被災したサライキ・ワッセブ地区に向け、５人の同志と共に４人のボランティア医師のグループが50万ルピー以上の医薬品を携えて昨夜ラホールを発った。われわれはその１部に力を貸した。寄付を寄せる意志のある方々に、ＥＳＳＦ（国境なき欧州連帯、７面記事も参照）の資金アピールへの寄付を訴える。
　友愛を込めて。（「インターナショナルビューポイント」２０２２年８月27日）

The KAKEHASHI

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