フランス マクロンと第五共和制に終止符を!
NPA―ランティカピタリスト声明
2024年12月4日
不信任票決を受けマクロンと第五共和制を終わりにしよう!
不信任動議支持票が331票として、結果ははっきりしていた。バルニエ政府は辞任した。緊縮予算法も死んだ。この正統性がない政府には、つまりマクロンの大統領職のマクロンによる解体の象徴には何の未来もなかった。かつて以上の緊縮と権威主義からなる約束は、住民の広大な多数により拒絶されてきたのだ。
経済的で社会的な危機は、われわれがこの数十年に見たことがない類の政治的危機に導きつつある。資本家とかれらの諸機構は、もはや社会を組織する正統性をもっていない。かれらは、機能できる議会多数派を全く確保していない。したがってマクロンは、遅滞なく去り辞任しなければならない。新人民戦線(NFP)の諸勢力、諸政党、しかし何よりも諸労組、市民団体、底辺の人々、がすべてを変えるために隊列を固めなければならない。われわれは、憲法制定会議のプロセスを前に進め、この大統領制に終止符を打たなければならない。われわれは、あらゆる種類の権威主義者に権力簒奪の余地を与えているこの第五共和制に関し、ページをめくる必要がある。
民主主義の袋小路を前に、われわれは、民主主義が選挙の領域に限定されず、職場や居住地域で決定する権利にまで広げられるような、憲法制定プロセスを強要する必要がある。われわれが生産するものに関する決定、および諸資源の使用は、主要に関係する人々――被雇用者と利用者――によって行われなければならない。
これが意味することは、市民サービスにおける12月5日、同12日からの全部門として、今後の日々におけるストライキ行動の構築だ。マクロンの後では、これこそが権力の戸口にいる国民運動(RN)を打ち破る唯一の方法だ。それが、NFP内の連携者たちと共に、NPAが今後の時期での建設に向け懸命に活動し続けることになるものだ。もっと広くには、これは、人類と資源の搾取、およびあらゆる形態の抑圧に終止符を打つような、反資本主義的、エコ社会主義的なオルタナティブの建設を意味している。(「ランティカピタリスト」よりIVが訳出)(「インターナショナルビューポイント」2024年12月5日)
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