イラン人民の闘争への連帯を 第四インターナショナル執行ビューロー声明
神権的・権威主義体制と帝国主義干渉ノー
2026年1月5日
イランを揺るがす抗議行動は、数十年にわたる独裁、高騰する生活費、制御不能なインフレ、何百万もの人々の生活条件の崩壊から生まれた民衆の強烈な怒りを表している。国際的制裁とイラン・イスラム共和国の破滅的な経済政策は深刻な不況を引き起こし、その一方で体制のエリート層と革命防衛隊は莫大な富を蓄積してきた。
社会的な抗議行動は、テヘランのグランバザール商人らから始まり、80以上の都市へ急速に拡大し、労働者階級地区、危機に苦しむ小規模商人、未来のない学生・若者らへと燃え広がった。こうして全国的な政治運動へと変貌し、女性や少数民族に対する搾取・抑圧にもとづく権威主義的で腐敗したイスラム体制に新たな挑戦を突きつけている。
数十年にわたり、とりわけ2022年の大規模な動員(女性が「女性、生命、自由」反乱の先頭に立った)を通じて、イラン人民は勇気をもって当局に立ち向かい続け、民主的な社会、平等、社会正義への願望を絶えず表明してきた。
同様に、現在の運動は単なる偶発的な反乱に留まるものではない。つまり、それは労働者、学生、女性、抑圧された諸民族-とりわけ東クルディスタンのクルド民族―が自らの運命を掌握しようとする闘争の新たな段階を体現している。
2018年と2019年の大衆動員における社会的要求と、「女性、生命、自由」反乱の核心にある平等・自由という要求を統合することで、現在の動員は計り知れない革命的可能性を秘めている。イラン・イスラム共和国は末期的状態にあり、そのことを自覚している。この体制は暴力と残虐性によってのみ維持されている。われわれは、デモ参加者や社会活動家、労働組合活動家、政治活動家、文化活動家に対する国家による弾圧と警察暴力の使用を断固として非難する。
われわれは、かれらのストライキ・集会・デモ、かれらの要求、かれらの自律的な組織形態に対し、心からの連帯を表明する。われわれは、搾取と抑圧のない社会を求めるかれらの闘いを支持する。
われわれの国際主義を単なる道徳的非難に切り縮めることはできない。すなわち、あらゆる抑圧形態に対する人民の自己解放の力を認め、具体的に支援することである。イラン人民は二つの専制政治のどちらかを選ぶことを望んでいない。
われわれはトランプとネタニヤフによる「体制変更」計画を拒否する。かれらは君主制運動への資金提供とイランへのさらなる軍事介入の脅しによって、上から押し付ける解決策を強要しようとしている。トランプの計画の背後には、ベネズエラに関して彼が明言したように、化石燃料埋蔵量の支配権獲得という明白な目的が潜んでいる。
近年の歴史が示すように、爆撃、制裁、外部干渉は、主要な西側大国や権威主義国家の覇権を強化し、人民を荒廃させ、労働者階級を分断するだけである。人民が必要としているのは、帝国主義的「保護者」でも権威主義体制でもない。つまり、かれらの解放は、労働者、女性、若者、民族的少数派自らが、帝国主義の干渉なしに自らの未来を自由に決定するため、独立し、団結した、自主的に組織した闘争を通じてのみ実現するからである。
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