奥多摩事件 コラム「架橋」

 本格的な夏の到来とともに、必ず報道されるのが「水の事故」である。終わりの見えぬコロナ禍で「自粛生活」も限界か。「青い空の下、思いきり自然と触れ合いたい」と誰もが思うだろう。とはいえ私には、他人事ではない苦い過去がある。 […]

熊 太 郎

コラム「架橋」  昨年の大晦日にショッピングセンターのペットショップでネザーランド・ドワーフを購入した。ネザーランド・ドワーフとは、その名前の通りオランダ原産のウサギのこと。以前、ピーター・ラビットに似た、薄茶色のミニウ […]

コラム「架橋」

武田信玄生誕500年  3日前の6月18日、古い友人からふざけた手紙が届いた。「コロナ禍の最中に、このような手紙を出すのは失礼と思いましたが、期日のない招待状と思って読んで下さい。コロナ騒動が終息したら遊びに来て下さい。 […]

コラム「架橋」

刻々と近づく日を前に  「オリンピックの開催の意義は?」と問われても、都知事も組織委員会も政府も何も語らず「事」だけが進んでいる。「開催中止」の声に包囲された「国」を離れ、G7首脳宣言に「東京オリパラ支持」を盛り込み、「 […]

コラム「架橋」

ポケトーク  先月ソースネクスト社のAI通訳機「ポケトーク」を購入した。昨年早々にも購入するつもりだったのだが、新型コロナパンデミックによって実質的に海外渡航ができなくなったということもあったために購入する時期を引き延ば […]

紫陽花とコロナ感染

コラム架橋  1カ月に一度、母のご機嫌伺いと実家の管理のために帰省する。昨年の緊急事態宣言と今年に入ってコロナ感染が急拡大するなかで、正月から今月まで母との面会は出来なくなっている。その代わりに電話での会話は大丈夫だとい […]

台湾海峡危機

コラム「架橋」  かつて“朝ビラ”や“集会用チラシ”をカッティングで作成していたベトナム世代には、聞き覚えのある名前が50年振りにマスコミをにぎわしている。彼の名は、ダニエル・エルズバーグ。当時の肩書きは、米国防省職員。 […]

コラム「架橋」

医療、介護、看取り  母が老健から特養に移り、1年が経過した今年3月。面会禁止が続くなか菓子の差し入れに訪れると、「食欲が落ち体重が減っている」と告げられた。ケアマネは「食が細くなったのですかね」と軽く考えたようだが、2 […]

アンブレイカブル

コラム架橋  新聞の書評で戦前、戦時下において政治弾圧を合法化し猛威をふるった治安維持法に抗して、信念を貫いた人物の人間模様を描いた小説『アンブレイカブル』(柳 広司/角川書店)が出版されていることを知った。早速、書店で […]

プールで泳ぐ鴨

かけはしコラム  先回、私はこの欄で、「デイ・サービス」の(下)を書くと約束しましたが、今回はその約束を反故にします。(下)で書こうと思ったのは、デイ・サービスで圧倒的人気の「カラオケ」についてでしたが、「緊急事態宣言下 […]

五輪は中止だ命が大事

コラム  ゴールデンウイーク期間を焦点にした「短期集中」の第3次非常事態宣言が延長することになった。変異株による感染の急拡大で地域医療の崩壊が顕在化しワクチン接種は遅々として進まない。菅政権の場当り的な感染対策に人々の不 […]

30年

 「石油はあと30年で枯渇する」。それは今から45年前に世界中を駆けめぐり、ほとんどすべての人々が「そう思わせられた」歴史的な「フェイク」であった。そう「信じ込ませた」背景にあったのは、1973年の第一次「石油危機」だっ […]