富士山と雪形

コラム「架橋」  5月3日、朝から太陽が照りつけ、真夏のように暑かった。起き抜けにテレビをつけるとゴールデンウイークの後半初日とあって、中央道の下り車線は小仏峠から甲府方面に向かって40キロにも及ぶ渋滞が始まっていた。突 […]

「友を想う日々」

コラム「架橋」  久しぶりに故郷の南相馬市へ足を運んだ。中学からの友人から「どうもA君の様子がおかしい」「認知症にかかったみたいだ」と。最近の出来事を事細かに説明し、嫌がるA君を病院に連れて行き、出た診断結果は「治療して […]

続・介護生活

コラム「架橋」  88歳でパーキンソン病の叔母の身体的な回復ぶりは、医療と介護に携わる関係者一同が驚くほどのものであった。パーキンソン病特有の小股歩きではあるものの、室内を自由に歩き回ることもできるようになり、簡易トイレ […]

入管行政との歴史的な闘い

コラム架橋  6月9日正午過ぎに、参議院本会議で、改悪入管法が与党などの多数によって、可決成立させられた。参議院議員会館前では雨の中、大勢の難民・移民を支援してきた人たちなどが可決成立を許さないと集り、「採決ノー、入管法 […]

『東京裏返し』

コラム「架橋」  コロナ感染への社会的規制が緩和され、人々が街に繰り出している。数十年来の市民の観光動向は、国内外の著名な遠隔地よりも「安近短」に基づく地元の街の魅力の「再発見」か。予算の限られたテレビ局の安易な番組作り […]

「図書目録」という財産

コラム「架橋」  出版業を生業として今年で38年になるが、紙媒体を中心としてきた書籍の衰退ぶりは止まるところを知らない。 特に情報誌やガイドブックの類いは、インターネットの急速な普及と日常的な情報更新により、より専門な内 […]

世界自然遺産の落とし穴

コラム「架橋」  落とし穴ではなく、欺瞞と書くべきなのかもしれない。2021年7月に世界自然遺産に登録された奄美大島のことである。たとえ基地開設が世界自然遺産登録に先立つ時期だったとしても、奄美大島の自然を破壊してミサイ […]

「開花の時期が早まる」

コラム「架橋」  世界各地に人々に対し春を告げる花が存在する。その花は当然にも地方・地域によって異なる。最近知られるようになったところでは、地中海にあるシチリア島やイースター島のアーモンドの花が報告されている。この地方で […]

 消えてゆく赤提灯

コラム「架橋」  終業時刻前、着がえた仲間からサッササッサと帰っていく。そんななかポケットに手を突っ込み歩いていると同僚の目配せで察知「屋台で一杯」という定番コース。赤提灯が風に揺れ暖簾から首を出すと「何人!」と親父の声 […]

介護生活

コラム「架橋」  脳内出血で車椅子生活を余儀なくされているDさん宅を月に一度、日曜日に訪問して介護するようになってからもう5年目になるのだろうか。新宿駅で買ってきた駅弁を昼に一緒に食べてから、私は2~3時間かけて持ち込ん […]

出会いと別れ

コラム「架橋」  4月7日あたりからお尻に違和感があった。日曜日に風呂に入り、その場所を触ってみて「あー、また起きた」と理解した。塗り薬ですめばよいが。たかが痔だとほっておくと、悪化して肛門全体を人工肛門にしなければなら […]

ハンセン病療養所宮古南静園

コラム「架橋」  宮古島の北端、池間大橋に続く細長い岬の海岸線から少し小高くなった広場に、琉球赤瓦の色を模した屋根を持つ建物群が建っている。ハンセン病療養所宮古南静園である。広場からはコバルトブルーのラグーンが望め、その […]