「図書目録」という財産
コラム「架橋」 出版業を生業として今年で38年になるが、紙媒体を中心としてきた書籍の衰退ぶりは止まるところを知らない。 特に情報誌やガイドブックの類いは、インターネットの急速な普及と日常的な情報更新により、より専門な内 […]
世界自然遺産の落とし穴
コラム「架橋」 落とし穴ではなく、欺瞞と書くべきなのかもしれない。2021年7月に世界自然遺産に登録された奄美大島のことである。たとえ基地開設が世界自然遺産登録に先立つ時期だったとしても、奄美大島の自然を破壊してミサイ […]
「開花の時期が早まる」
コラム「架橋」 世界各地に人々に対し春を告げる花が存在する。その花は当然にも地方・地域によって異なる。最近知られるようになったところでは、地中海にあるシチリア島やイースター島のアーモンドの花が報告されている。この地方で […]
消えてゆく赤提灯
コラム「架橋」 終業時刻前、着がえた仲間からサッササッサと帰っていく。そんななかポケットに手を突っ込み歩いていると同僚の目配せで察知「屋台で一杯」という定番コース。赤提灯が風に揺れ暖簾から首を出すと「何人!」と親父の声 […]
介護生活
コラム「架橋」 脳内出血で車椅子生活を余儀なくされているDさん宅を月に一度、日曜日に訪問して介護するようになってからもう5年目になるのだろうか。新宿駅で買ってきた駅弁を昼に一緒に食べてから、私は2~3時間かけて持ち込ん […]
出会いと別れ
コラム「架橋」 4月7日あたりからお尻に違和感があった。日曜日に風呂に入り、その場所を触ってみて「あー、また起きた」と理解した。塗り薬ですめばよいが。たかが痔だとほっておくと、悪化して肛門全体を人工肛門にしなければなら […]
ハンセン病療養所宮古南静園
コラム「架橋」 宮古島の北端、池間大橋に続く細長い岬の海岸線から少し小高くなった広場に、琉球赤瓦の色を模した屋根を持つ建物群が建っている。ハンセン病療養所宮古南静園である。広場からはコバルトブルーのラグーンが望め、その […]
銭湯物語 Ⅵ
コラム「架橋」 地元の共産党区議Aは、週刊のニュースレターを配布している。ポスティングだけでなく、駅前に立って人々に渡している。雨の日も風の日も、37年間続けている。これこそ活動家の見習うべき原点。頭が下がる思いだ。 […]
読者からの手紙
コラム「架橋」 「突然のお手紙お許し下さい。いつも架橋をたのしみに読んでいるものです」。こんな書き出しで始まる手紙が編集部からボクのところへ転送されてきたのは、今年の1月半ばのことだ。手紙を書いて下さった方の消印は昨年 […]
「企業城下町」
コラム「架橋」 「企業城下町」こそ高度成長を支えた一つの軸であることは、1960年代「公害」問題が追及された時にその社会構造は明らかになった。見渡す限り田んぼという東北の米作地帯で育った私は、言葉や概念を知るよりも実 […]
「弥生の或る日に」
コラム「架橋」 朝、通勤バスに揺られながら通うこと数ヶ月になる。以前、キツイ坂道だらけの住宅街のチラシ各戸投げ入れを「2000円」で請け負った。何時間掛かろうがそれは労働者の「自由」。時間がかかれば「地域最賃」を突き抜 […]
漢 字
コラム「架橋」 最近、翻訳物など「赤入れ校正」する作業が増えたこともあって「手書き」で文字を書く機会が多くなっている。ワープロ・パソコンで文字入力することが当たり前になってから、漢字は読めるが書けないということが、私に […]

