私は「だまされない」

コラム「架橋」  「電話料金が支払われていません。今日で電話を止めます」、威圧的な女声のオペレーションだ。「そんなわけないだろう」と思い、指定された番号を押すと若い男が出たのだが、しどろもどろで電話の声も割れていて、何を […]

トランプの勝利……

コラム「架橋」  11月5日、米大統領選挙があり、トランプの「圧勝」という最悪の事態になった。ネットニュースでハリスが前日に逆転したというのが流れていたので、ハリスがぎりぎりで当選するものと思っていたが、ショックで暗たん […]

真夏の惨事 (3)

コラム「架橋」  命からがら逃げ出した弟妹の喫緊の課題は、「寝る場所」の確保だった。火元の二人暮らしの夫婦は「行方が分からない」。隣家の夫婦は別の場所で飲食店を経営、賃貸の店舗に家族を一時避難させた。別の一軒は、高齢の母 […]

鉄道を捨てたJR

コラム「架橋」  国鉄が1987年、第3次中曽根内閣により行政改革という合理化によって、分割民営化され今年で34年。当時の新聞、テレビでは国鉄職員のあら探しばかりが報道され、分割民営化こそが大義であり、利用者の利便性向上 […]

南米諸国の独立と先住民の悲劇

コラム「架橋」  1810年前後から始まった南米の独立戦争は、植民地生まれのスペイン人=クリオーリョの本国政府に対する反逆から始まったのだが、この戦争は先住民人口の多大な減少をもたらすことになった。 第一の要因は直接の戦 […]

『八ヶ岳と涸沢で会った若い二人』

コラム「架橋」  今から10年近く前に、私は八ヶ岳に登った。暑い日で、中央線の茅野駅で降り、私はテクテクと行者小屋を越えて歩いていった。ちょうど赤岳を過ぎたあたりで、前を歩いていた若いカップルが、小屋に水を忘れてきたと騒 […]

「遠くから響く声」

コラム「架橋」  懇意にしている近所の人に出会った。齢91歳、いつもと変わらぬ笑顔。「人間関係がおかしくなってきたのかな?」と話の途中でボソッと呟いた。「駐車場にバイクが置いてある」と「110番」に電話があって警官が来た […]

秋刀魚を食べる

コラム「架橋」  9月末、根室の花咲漁港に1000トンのサンマが水揚げされたというニュースを目にして、塩焼きにして食べることを決めた。これだけの量が水揚げされたのは5年ぶりだという。 今年は8月の初水揚げが好調だったよう […]

袴田巌さんに再審・無罪判決

コラム「架橋」  9月26日午後2時、静岡地裁は再審裁判で、1966年に起きた静岡県清水市の一家4人殺しの犯人として死刑判決を受けていた袴田巌さんに、無罪の判決を下し、長期裁判になったことを裁判所が謝罪した。 これを見て […]

真夏の惨事 (2)

コラム架橋  白煙と、ススの匂いと、放水で泥に濡れた公園は、被災者と近隣住民、野次馬らでごった返していた。 住民らで組織された消防団のリーダー格のA。彼を子供の頃から知っている私は、数十年ぶりの再会となった。消防署員と罹 […]

ソウルの春

コラム「架橋」  つい先日、東京で打ち合わせのあと時間に余裕があったので、有楽町のミニシアターで上映していた韓国映画「ソウルの春」を観覧してきた。この映画の存在は、その予告で知っていたがなかなか地方には回ってこない。都内 […]

白人国家アルゼンチンの罪悪

コラム「架橋」  ラプラタ川とネグロ川の間に広がる大草原はパンパと呼ばれ、ヨーロッパ人がこの地にやって来るはるか以前から、先住民の遊牧の地であり、狩猟の地であり、従って、生活の場であった。 一方、アンデス山系で白人支配に […]