新自由主義経済下のラテンアメリカ〔5〕
輸入代替工業化の限界の露呈とポピュリズム政権の終焉(1950年代~1960年代) 山本三郎 1 輸入代替工業化政策の諸問題 輸入代替工業化政策は、初期の段階では確かに成功したようにみえた。とりわけ第二次世界大戦後の伸び […]
東ティモールの独立を--インドネシア軍は即時撤退せよ
ジョン・ランド すべての軍事協力をやめよ インドネシアのハビビ大統領は、ABRI(インドネシア国軍)と警察が、8月の投票期間に東ティモールの治安を監督する上で主要な役割を果たすだろうと強調している。 インドネシア政府は […]
社会主義的民主主義への希望を戦車で押しつぶした歴史的犯罪
6・4天安門事件10周年 弾圧を正当化する官僚体制 今年は89年6月4日、民主化運動を中国共産党が戦車で圧殺した天安門事件の10周忌にあたる。中国内外でさまざまな抗議行動が行われた。中国外務省のスポークスマンは八九年民 […]
新自由主義経済下のラテンアメリカ〔4〕
強権的寡頭支配の政治構造 山本三郎 1 強権的政治支配の背景 ラテンアメリカの政治を特徴づけているのは、きわめて暴力的で、強権的な支配の構造、政治の構造である。それは1960年代から70年代にかけて数多く登場した軍事政 […]
新自由主義経済下のラテンアメリカ〔3)
ラテンアメリカ経済の史的形成 山本三郎 1 収奪しつくされた500年 ラテンアメリカのこの500年の歴史は、スペイン、ポルトガル、イギリス、アメリカ合衆国による徹底的な収奪の歴史だった。ラテンアメリカの人(労働力)、土 […]
新自由主義経済下のラテンアメリカ〔2〕
新自由主義経済の導入と展開 山本三郎 1 中南米経済の現況とその課題 1997年12月17日に発表されたラテンアメリカ・カリブ経済委員会(国連経済社会委員会の地域機関)の「1997年ラテンアメリカ・カリブ経済速報」は概 […]
結成された革命的労働者党(RPM)指導者に聞く
毛沢東主義の過去と決別し第四インターナショナルへ フィリピンの革命的労働者党(RPM)は、1992~3年にフィリピン共産党(CPP)が分裂して以来、最大の組織的再結集である。新党を結成した諸グループは、この五年間以上に […]
結成された革命的労働者党(RPM)指導者に聞く
毛沢東主義の過去と決別し第四インターナショナルへ フィリピンの革命的労働者党(RPM)は、1992~3年にフィリピン共産党(CPP)が分裂して以来、最大の組織的再結集である。新党を結成した諸グループは、この五年間以上に […]
新自由主義経済下のラテンアメリカ 〔1〕
ブラジル通貨危機の構造 山 本 三 郎 昨年夏のロシア通貨・金融危機をきっかけに始まったブラジル通貨危機は、今年1月13日の通貨レアルの切り下げで新たな段階に入った。中南米最大のブラジル経済が破綻すれば、メキシコやアル […]
アメリカ労働党が第1回大会
二大政党支配を突き崩す 大衆的労働者党の建設へ ジョン・ヒンショー 百万人以上の労組員を代表 昨年11月、アメリカ労働党が第1回基本組織大会を開催した。労働党の大会には、6つの全国労組、200以上のローカルユニオンが参 […]
フランス・ヨーロッパ議会選挙にLCRがLOと共同候補者名簿で立候補
「得票率5%」の基準突破めざす 欧州議会選挙をめぐる情勢と左翼陣営の政治構造 【編集部】本号では、来るべきヨーロッパ議会選挙に向けたフランスのLCR(革命的共産主義者同盟、第四インターナショナル・フランス支部)の闘いを […]
フランス失業者運動が12月の大闘争で要求をかちとる
フランス・失業者にもクリスマス手当を! 「何も変わっちゃいない!」 一九九七―九八年の冬、フランス失業者運動の大規模な動員が行われた。この運動の中で、失業労働者問題を処理する行政機関の多くの事務所が占拠された。 世界中 […]